日本には色んな迷信が多くある。
海外にもあるんだろうけど、あいにく私は知らない。
「夜に爪を切ってはダメ」とか「北枕をしてはダメ」とか知ってる迷信があって、意味はわからないけど何となく守ってるものとかあるんじゃないだろうか?
私は夜の爪切りをしない。
自分で爪を切り出してからなので、20年近く日中にしか爪を切ってはいけないと言う人生の縛りプレーをしてる。
クラピカの制約と誓約みたいなのだと思ってくれるとカッコイイと思う。
くぅ~人生ハードモードだ!
って事で自分の知ってる迷信の由来とか、知らない迷信ってどんなのがあるのか気になったので調べてみた。
夜に爪を切ってはダメ
夜に爪を切ると親の死に目に会えないって言われる迷信。
・「世詰め(早死にの意味)」と「夜爪」の字違いから不吉とされてる。
・昔は刃物を使って爪を切っていたので、暗い時間だと手元が見えずに危ないから。
親の死に目に会えないって言われるのは、親よりも先に死ぬと物理的に親の死に目に会えないよって事らしい。
北枕で寝てはダメ
北枕で寝るのは縁起が悪いと言われる迷信。
お釈迦様が亡くなられた時に向いていたのが北向きだったこともあり、以降は信者によって死者の遺体を安らかに眠れる様にと言う意味を込めて北向きに寝かせていた事から北枕に「死」のイメージが付く様になった。
死のイメージは怖いけど、風水的には北枕すると金運アップするんだってよ!
ちなみに私は西向いて寝てた。
これを機会に自分がどの方角向いて寝てるか調べてみては?
家の中で新しい靴を履いて、そのまま外に出てはダメ
家の中で新しい靴を履いて、そのまま外に出てはいけないと言う迷信。
昔は家の中で葬儀を行っていて、棺桶を外に運ぶのに担いだまま履物を履く事が出来ないと言う理由で、新しい履物を家の中で履いたまま担ぎ出していた。
この習わしから、家の中で新しい履物を履いて外に出る行為が葬儀と同じなので不吉だと言われる様になった。
北枕もだけど昔から悪い事を連想させる行動を忌み嫌ってるんだなーって事が良くわかる。
蛇の抜け殻を財布に入れると金運が上がる
蛇の抜け殻を財布に入れると金運が上がる・幸せになるって言われる迷信。
・昔は蛇が神聖な生き物として崇められてたから
・穀物を荒らしに来るネズミを蛇が食べて守ってくれていると事で縁起が良いとされた
・蛇の模様が小判に似ているから
今は抜け殻を財布に入れる時代ではなく、蛇柄の財布に金入れる時代だもんなぁー。
昔の人がみたらビックリしそう。
写真を撮ると魂が抜かれる
写真を撮ると魂が抜かれて早死にするとか言われる迷信。
昔から人型の物には魂が宿るって言われてて、写真は被写体をそのままに映す事から、仕組みを知らない日本人が怖がったと言う話らしい。
3人で撮ると真ん中の人だけ早死にするって言う話もこの迷信とセットで出てくるけど、昔の写真は真ん中しかピントが合わせられずに綺麗に映るのが真ん中の人だけだったから、他の2人より多くの魂が抜かれてるって言う恐怖から生まれた話。
今はありとあらゆる場所に写真・動画だらけの時代だから昔の人がタイムスリップしてきたら発狂する世界だよね。
朝蜘は縁起が良い
朝蜘蛛は殺してはいけないが、夜蜘蛛は殺せって言う迷信。
・朝蜘蛛は幸福をもたらすが、夜蜘蛛は泥棒が来る前触れ。
・朝蜘蛛は天からの使い(天使)だが、夜蜘蛛は地獄からの使い(悪魔)。
昼夜で役割変わるとかとんでもない迷信に巻き込まれた蜘蛛さんに少し同情する。
ちなみに蜘蛛はダニとかノミとかコバエとか食べてくれる有能な虫だから、皆は気持ち悪くても外に逃がすようにしようね。
でも私の部屋に出たら問答無用だぞ。
まとめ
自分が知らない迷信とか結構あるのかなーって思ったけど、そんなに多くなかった。
日本だけを対象に調べたからかもしれないけど。
今回書いた6個の迷信がどの時代に生まれたものかはわからないけど、書いてないものを含めても全体的にネガティブな内容が多かった様に思う。
“迷信”って昔の話をイメージする人が多いと思うけど、今の時代にも迷信はたくさん出来てる様でちょっとだけ調べた。
「携帯の待ち受けに〇〇の画像を使うと幸せになる」とか「〇〇持ってると両想いになる」とか、ネットの普及もあって小さい迷信がかなりの数出回ってそうだった。
ただ面白かったのが昔の迷信と内容が若干変わってるなって思った事。
ネガティブな内容って言うより、心の拠り所を作る様な迷信が多かった気がする。
恋愛成就みたいな迷信が多かったせいかもしれないけど。
なんせ今の迷信の中のどれかが、何十年後かにも伝わったりしてるんだろうなーとか考えるとちょっとロマンを感じる。
今のうちに迷信作って「この迷信作ったの私なんすよw」って後に言いたい。