恋するっていいですよね。
好きな人がいると毎日にメリハリが出て、良くも悪くも思いがけない変化が生まれます。
毎日のちょっとした変化に一喜一憂して忙しくなる感じ。
大人な自分を目指してるのに何気ない事に嫉妬しちゃう感じ。
全て相手の事が本当に好きだからこそのこと。
あー甘酸っぱい。
イチゴ食べたくなりますよね、まったく。
さて、恋するにも相手が必要なわけですが、大人になると意外と出会いが少ない事に衝撃を受けます。
人によると言われればそれまでですが、結構な数の大人が衝撃を受けているはず。
実際出会いはあるのかもしれないですが、学生時代に比べて時間の制限とか色々あって腰が重たくなってるんです。
要するに恋愛したいのにやる気が出ないって事。
でね、閃いたわけです。
一目惚れすれば重い腰も宙に浮くレベルで頑張れるんじゃないかって。
ってなわけで今回は一目惚れについて簡単に調べてみたので、暇つぶし程度にお付き合いください。
一目惚れとは
“一目惚れ”は相手を一目見て恋する事を言います。
一目惚れは定義もなく説明が難しいですが、アニメだと出会った瞬間に雷に打たれたり、視界や頭の中が花や泡で一杯になったりする表現が多いですよね。
要するに一目惚れって感覚的なものなので、自分が一目惚れだと思ったら一目惚れだと思っていいと思います。
一目惚れを感じる瞬間
一目惚れはしても・されても良い事だらけなんじゃないかなって思うわけです、された経験無いので知りませんが。
一目惚れのきっかけを調べると様々な調査結果がありましたが、過去の経験者たちはこんなポイントで一目惚れを感じたそうです。
・匂いや仕草
・きっかけを勘違い
容姿以外にも一目惚れするポイントがあるのは朗報(?)ですね。
性的な魅力
オランダの大学が行った実験で一目惚れは性的な魅力に対して起こると言う結果を示したものがありました。
実験内容は400名の男女を対象に事前アンケートを実施して、数回のデート後に再度アンケートを行い、感情の変化を観察すると言うもの。
この実験の結果、「一目惚れした」と回答した人の情報を調査すると、愛情よりも体の魅力に大きく関係している傾向がみられたそうです。
えっちですね。
匂いや仕草
容姿以外にも匂いや仕草・クセなども好意を感じるポイントになるようです。
個人差はありますが、人には遺伝子レベルで相性の良い人を嗅ぎ分ける能力があると言われています。
これは遺伝子が遠い人との子供の方が強い子供が生まれやすいと言う仕組みを本能的に感じ取っての事らしいので、いわゆる本能とか第六感ってやつですかね。
匂いやクセなどで周りを不快にさせない様に配慮する意識を感じ取って、好意を持ってくれる人もいるのかもしれません。
また匂いなど感覚的に好きだと感じる場合は生物学的にも相性が良いことが多いと言われています。
そんな人に出会えるとかラッキーとしか言い様がありません。
きっかけを勘違い
恋愛に限った事ではないですが、人は過去の思い出を美化する習性があります。
好きになった理由を聞かれた時に、具体的な理由をはっきり答えられる人はそれほど多くありません。
過去を思い返しながら次第に好きになった過程を「一目惚れだったのかも…」と錯覚しちゃうことも少なくないようです。
なので嘘とかではなく、人に馴れ初めを聞かれたら「一目惚れ」と答える人は一定数いるのでしょう。
何となく聞こえも良いですしね、なによりロマンチックな感じがするし。
一目惚れのメリット
一目惚れから始まる恋には面白い特徴があります。
・活力がみなぎる
他にも色んなメリットがありますが、その中でも個人的に魅力的だと感じたものをピックアップしました。
離婚率が低い
アメリカで行われた調査で一目惚れから結婚した場合の離婚率は男性20%、女性10%と言うものがあります。
アメリカは離婚率が50%程と、結婚しても半数が離婚すると言われていた時期もある程の離婚大国です。
その結果から一目惚れから結婚に至った場合は離婚率が低くなる傾向があると言われています。
離婚率が低くなる理由ですが、一目惚れの感情を「運命」など自分にとって”特別”に感じていることで、多少の嫌なことでも気持ちが揺らぎにくくなるのだと考えられます。
“結婚式を挙げると離婚率が低くなる”と言う話に似ていますが、根本的な相性の良さや、相手との特別な思い出が苦しい時期を支えてくれるのかもしれません。
離婚が悪い事だとは思いませんが、一生を共にしたいと思って結婚するのも当たり前の事。
そういう意味でも一目惚れからの結婚はとても魅力的ですね。
活力がみなぎる
年齢を重ねるにつれて恋愛の優先順位が低くなります。
例えば、食事の機会があっても「明日は朝が早い」とか「眠い」など、先の予定や体調が気になってしまい、相手次第では他の事を優先してしまう様になるんです。
ですが一目惚れの場合、既に好きなのでアプローチの機会が何よりも優先されます。
なのでデートの機会を逃すこともないし、さらには好きな人に良く思われたい気持ちがダイエットや筋トレなどの他の事への活力にも繋がっていきます。
その活力が良い方に向くと相乗効果で日々の生活が充実していくので、最初からエンジン全開になれる一目惚れって素敵ですよね。
一目惚れのデメリット
一目惚れにも注意すべきポイントはあります。
・結婚までいきにくい
と言う点です。
性格が曖昧
一目惚れ最大のネックは相手の内面を知らずに好きになってしまう事でしょう。
人は初対面の相手を外見的な特徴から、内面を想像する習性があります。
それは自分好みの容姿である事に比例して、自分が思う理想的な人間かもしれないと勝手な想像を膨らませるわけです。
シャツのシワや寝癖など、見て取れる「清潔感」などの情報からの「まじめそう」「だらしなさそう」など内面をイメージした事がある人も多いのではないでしょうか。
そんな思い込みから、相手の事を知るにつれてギャップを感じ、少しずつ気持ちが冷めてしまうこと事もあるんです。
減点方式になりやすいんですね。
もしかしたら生理的に無理な性格の可能性もあるわけなので、少し慎重に行動する冷静さも必要かもしれません。
結婚までいきにくい
一目惚れからの結婚は離婚率が低くなる傾向がある反面、そもそも結婚に至らない事も多いそうです。
理由は“結婚”と”交際”は求めるものが違うから。
交際までなら多少問題があっても、”好きな気持ち”や”今後への期待”など、フワフワした状態だろうと一緒にいることが何より優先されます。
しかし結婚となると話は別。
交際中に気になった事や、さらには社会的信用など「今後の人生を共にするパートナーとしてどうなのか」と交際のハードルよりグッと高くなります。
その結果、好きな気持ちだけでは乗り越えられない壁に直面して結婚までに至らない事が多いようです。
一目惚れは大人になるとしにくい
一目惚れする事があれば、それは本当に幸せな事だと思うわけです。
それは年齢を重ねるにつれて一目惚れしにくくなるから。
一目惚れしにくくなる理由はシンプルで、好みの外見も見慣れてしまうんです。
今の時代、家に居ても映像メディアや雑誌など、色んな人を目にする機会が数多くあります。
他にも通勤だったり買い物だったり、外に出ればすれ違う人がたくさんいて、その中には好みの人もいるわけで、その繰り返しが外見から受ける刺激を少なくしていくわけですね。
なので、きっかけは何であれ一目惚れかもしれないと思う人に出会えたら、前向きにその繋がりを大事にして欲しいなと思います。
本当に切実にそう思います…マジで。
さいごに
理想の人に出会う確率が計算されていて、その確率はなんと0.00034%らしいです。
数字だけ見ると一生かけても出会いそうにない確率なので、理想じゃなくても良いと思う人がいたら頑張りたいですね。
ちなみにコイントスで12回連続で同じ面を出す確率が0.00024%なので、もしチャレンジして成功しちゃったらもう終わりかもしれません。
絶対にチャレンジしちゃダメですよ。