すっごい昔の話ではあるのだけど、小さい鳥居を見た事はないだろうか?
なんでこんなところに?って場所に設置されてたり、中にはイラストで貼られていたりするやつ。
これの意味って知ってるかい??
鳥居って↓の赤いのね、サイズ感もこれくらいのイメージ。
小さい鳥居の意味と効果
これって実は“不法投棄”や”立ち小便”対策で設置されてるんだよ。
日本人って神聖なものにはバチ当たりな事はしたくないって心理があって、ポイ捨てとかの抑制に効果的だったみたい。
国民性なんだろうけど、日本人は後ろめたい事をした後に自分にとって悪いことが起きると、その二つを関連付ける傾向が強いらしいので、そう言う面でも優秀なアイデアだなって思った。
尿意が我慢の限界を迎えて、止むに止まれぬ状態でパンツを下した先に鳥居があったら・・・とか考えるとゾッとする。
トイレのご利用は計画的にね。
小さな鳥居は京都から始まった
この鳥居の対策は京都から始まったらしい。
路上で用を足す人への対策として始めたらしく、数字はわからないけど効果があったみたい。
その後、用を足す人だけじゃなく不法投棄の抑制を期待しての設置なんかが他県でもされる様になったそう。
ちなみに他県だと鳥居とは別にお地蔵様とか十字架とかも設置の候補だったとか。
実際、ゴミなし地蔵って言うお地蔵様もあるもんねー。
ニュースになるほどの効果
2016年には宮城県大河原町で20か所に小さな鳥居を設置してかなりの成果を挙げたってニュースにもなったくらい効果覿面だったみたい!
実際のニュースは見ていないけど、2tあった不法投棄が3/4程減ったって情報も見たことある。
最近だと集合住宅とかにもペットのトイレを始末をしない飼い主に向けて小さい鳥居を設置してるの見るし、コスト面だけでも施策する価値は十分ありそう。
小さな鳥居以外にも、ポイ捨てを減らす為の面白い対策って結構あって考えられてるなーって関心する。
今回は紹介しないけど「ビン・カン」を捨てるゴミ箱でビンカンゴミ箱って言うゴミ箱があるらしい。
ゴミを捨てると敏感に反応してくれるらしい・・・一回見てみたい。
とりあえず何があっても最低限のマナーは守ろう。