2019.04.26

ゴールデンウィークの由来とホテルの料金が変動する仕組み

やってまいりましたゴールデンウィーク。
カレンダー通りに営業している会社員の皆様にとってはありがたい大型連休。

明日からは映画見たり本読んだりネットで遊んだりと、引きこもり待った無しの生活が始まる。

いやー本当にありがとうございます。

そんな大変ありがたいゴールデンウィークだけど、なぜ横文字なのか気になる。
あと大型連休になると宿泊施設の料金が割高になるけど、その計算方法も気になったので調べた。
結構複雑そうだったから、何んとなーく知ったかぶれる程度に手短にまとめた。

ゴールデンウィークの由来

横文字使っちゃってる黄金週間。
この始まりは映画業界から発信されたものだった。

昭和26年に大型連休が始まり、多くの人に映画を見てもらおう作られた和製英語。
当時の映画会社で専務を務めていた松山英夫氏によって作られた造語なんだって。

映画の客寄せに作った造語らしいが、どこからゴールデンがやってきたかは不明。

ちなみにどうでも良い豆知識だけど、NHKはゴールデンウィークって言葉は使わないんだって。
休みじゃない視聴者からのクレームが多いからって理由なんだけど、NHKの人らも働いてるからテレビ放送してるんだし、この件でクレーム言う人ってただただ誰か文句言いたいだけの人たちなんだろうなって思った。
同情するよ、まったく。

宿泊施設の料金設定の仕組み

単純に需要があるから強気な料金設定にしてるんだと思ってたけど違うらしい。
需要があるから上がるって言うのは間違いないんだけど、ある程度は計算に基づいて設定してるんだって。
もちろん全ての施設が同じ計算で料金設定してるわけではないので、あくまでも考え方の1つとして覚えておく程度でいいと思う。

機会損失

キーワードは機会損失(チャンスロス)
機会損失は宿泊施設の都合により発生したキャンセルの事。
今回で言うと、満室によって受け入れられない状況の事。

宿泊施設は繁忙期に合わせて部屋数を増やす事ができないので、受け入れられなかった客の損失利益分を計算して料金に上乗せするそうだ。

損失利益って言うのは、宿泊してもらえていたら儲けになっていた施設側の利益の事。

ここで言う利益って言うのは宿泊料金の事ではないので注意しよう。

料金の算出例

軽く計算方法の例を書いておく。
・1人1泊5,000円のホテル
・ホテルは10人まで受け入れられる
・変動費(提供するサービスにかかる費用)は20%

この場合だと、1人当たり1泊の利益は4,000円(通常料金5,000円-変動費20%)になる。

仮に15人の予約があった場合は、5人の人に泊まってもらえず損失利益は
4,000×5人の20,000円になる。

なので、損失利益20,000円を宿泊客10人に負担してもらう。
20,000÷10=2,000円が1人当たりに負担してもらう金額。
5,000+2,000=7,000が繁忙期の1泊当たりの料金になるってこと。

毎年同じ金額とは限らない

受け入れられなかった5人って言うのは過去のデータから算出する人数なので、状況が変わればこの人数も変わって、1人当たりの負担する額も変わる。
だから去年のゴールデンウィークが7,000円だったからと言って、今年も同じ料金とは限らないってこと。

へぇーだよね。
理由を知ったからって割高のホテルを取ろうとは思えないけど、まぁどうしても泊まらないとダメになった場合に、少しだけ心穏やかでいられそうな気はする。
繁忙期が高い分、閑散期は安く提供したりと、宿泊施設ってバランスが難しそうだなって思った。

まとめ

今年(2019年)のゴールデンウィーク、推定経済効果が2兆1395億って発表があったけど、それだけ世の中が活発に動いてるんだよね。
その分、後の反動が凄いって言われてて、結果的にはプラスにはならないんじゃないかってさ。

まぁ経済にプラスだろうがマイナスだろうが、個人的にはどっちでも良くて、人が多いと疲れちゃうから旅行は別の機会にゆっくり行こうと思う。
皆も有給使ってホテルが安い時期にゆっくり旅行に行こうね。