2026.05.25

やる気ゼロで異業種交流会に参加したって話


私は会社員プログラマーをしているんだけど、とある事情で少しばかり異業種交流会ってものに参加することになったんですよ。目的としては早い話が営業なのだけど、まぁこれが嫌で嫌で。

ガチガチな営業職みたいなノルマもないし、仕事の隙間時間を使った軽いノリではあったけど、営業をしたくないから内勤職を選んだ身としては由々しき事態なわけです。

ともあれイエスマンな私は「やってるフリで乗り切ろう!」とやる気ゼロで活動を続けていましたが、ようやくお役御免となったので異業種交流会についての感想とかを残しておきたいと思います。
どこかの誰かの足しになればと!

参加した交流会

もとも交流会ってものに参加したことのない私は、どこでやってんだ?ってレベルの交流会素人。とりあえず調べて出てきた「こくちーずプロ」ってサイトを使って参加したのですが、フォーマルなものからラフなものまで日々様々な交流会が開催されてました。

そんな中で私が参加したのはこんな感じの交流会。

  • 異業種交流会
  • 参加目的自由
  • カフェで開催
  • 時間は1.5時間程度
  • 参加人数は20人前後

念の為に説明しておくと異業種交流会は、色んな業種の人が横の繋がりや情報交換をするために集まる会の事です。
業界を絞った交流会もありましたが、同業は少なからず話す機会もあるので折角ならと異業種交流会を選びました。
あと”交流会”ってものに謎のハードルを感じていたのでカフェ開催という安心感のある会場にも惹かれました。

すごい偏見ですが交流会って胡散臭い感じしません?イメージ的に。
何か良い人を装って近づいてきて距離が縮まったら幸運になれる壺とか売られそう、みたいな。
なんせ、ただならぬ恐怖や緊張を感じながら初参加したのを覚えています。

異業種交流会の印象

私は今回の活動で約10数回の異業種交流会に参加しました。

交流会って同じ運営が定期開催しているものが多いので同じところに参加することも出来たのですが、リピートする意味が最初は分からなかったので毎回違う交流会に参加しています。
ただ、どこも会場と運営が違うだけで内容はほぼ同じでした。

色々見て回った印象として、色んな感想はあるのだけど共通するものは以下の通り。

  • リピーターが多い
  • 深い話はしない
  • 会社員は少ない
  • コーヒーが美味しい

あと総じて参加のハードルは低かったです。良い意味で。
一番懸念していた誰とも交流できず孤立する、みたいなこともカフェで座りながらの交流なので無くて、進行もスムーズ。

ここは交流会行ってみたいけど同じくハードル感じてる人がいるなら安心したまえって言える良いポイントです。
ちなみに進行としては街コンみたいに時間で席を移動しながら全員と交流する形式でした。

リピーターが多い

体感的にどの交流会も二割くらいのリピーターがいる印象でした。1箇所だけ半数くらいが顔見知りっぽい交流会があって、それはおったまげた。

参加者同士が「お、久しぶり!」とか仲良さそうに挨拶している様子は良く言えばアットホームで、個人的にはリピーターが多い交流会には変な人が少ない印象なので安心ポイントだと感じてます。
ただ悪く言えば身内の集まり感があって、人によってはちょっと萎えるポイントかもしれません。

常連同士でお互いのお店に通ったりするらしいので、リピートして顔馴染みになれば仕事に繋がる。みたいな方程式があるのかもしれません。

深い話はしない

交流会のハードルに「初対面と一体なんの話をするってんだい…」って問題あると思うんですよね。
ただここは本当にディープな話をすることがないので身構えないで大丈夫です。予習復習はいりません。

特にお題があるわけでもありませんが、軽い自己紹介が終わった後に話のネタがなければ最初に記入するプロフィールをネタに会話をします。だいたい趣味の話になることがほとんどで、そこから何かしら広がっていきます。広がらなくてもちょっとしたら席移動の時間なので安心です。

会社員は少ない

参加した交流会がラフだからなのか異業種交流会だからなのかわかりませんが、圧倒的に経営者と個人事業主が多かったです。
飲食店経営、マッサージ店経営、弁理士、フリーランスエンジニア、とかとか。
会社員は体感二割くらいの印象です。

あと会社員のほとんどは保険営業です。女性専用車両に女性が入ってくる確率くらい保険営業です。

コーヒーが美味しかった

私は普段カフェに行ったりすることが無いので、こういった機会にいろんなカフェに行けたので楽しかったです。

どこのコーヒーもおいしくて、お昼時にカフェの落ち着いた空間で飲むコーヒー。優雅です。
間違いなく今回の活動のハイライト。

異業種交流会の嫌だったところ

だいたいこういう記事ってメリットからデメリットの流れかと思うのですが、残念なことに良いところがコーヒー以外見当たらず…
捻り出しても「いろんな人の話を聞いてたら瞬間的にモチベが上がった」くらいです。
でも瞬間的になんでね、会社に戻る頃にはモチベの炎も綺麗に鎮火してました。

それよりも圧倒的に面倒で嫌なことの印象が強かった。

連絡先交換がLINE

今回くらいラフな交流会だと名刺を持っていない方へのフォローなのか、連絡先の交換は基本的にLINE(もしくはその他のSNS)となっていて、名刺は渡しません。渡しても良いけどLINEとセットみたいな感じです。

しかし無邪気な私は名刺オンリーのつもりで参加しました。
だって募集ページにLINE交換は必須じゃないと書かれてましたんでね!
きっと私以外にもLINEを嫌がる人はいるはずだ、と。

しかし実際はみーんなLINE交換します。
その空気の中で名刺を出す勇気は私には無く、同調圧力に負けて気づいたら流れるようにLINE交換してました。今となっては誰だかわからない人で溢れかえっています。

LINE交換の何が嫌ってプライベートの連絡先だと土日に連絡が来てしまうことで、公私の境が崩壊しちゃいます。

普通の営業職の方にとっては何でも無いことかもしれませんが、大前提として今回の私は”営業してるフリ”なので、プライベートが侵害するかもしれないことは避けたい気持ちが強かったのです。

不要なお誘いがたくさん届く

LINE交換したら当然のようにいろんな連絡をいただきます。

・○○の活動をしてますので話聞いてくれませんか。
→本気で興味ないので結構です…
 
・自分が主催している交流会に参加しませんか?
→気が向いたら連絡します。(チッ、勧誘かよ)
 
・話合いそうだと思ったので今度お茶しましょう。
→どういったご用件でしょうか?(まずは要件を言えっ!)
 
・投資とか興味あればご相談に乗れますよ。
→副業NGなので〜結構です(マルチくさい野郎だぜ)

1回行くたびに2〜3人からは、こういったお誘いをいただきます。
中には仕事になりそうなお話をいただくこともありましたが、割合はかなり低い。スクラッチで1000円が当たるくらい低い。

とりあえず不要なお誘いは基本的にお断りするのですが、断るのも性格的に申し訳なさを感じるタイプなので結構メンタルにきました。

交流会後、実際に外で会ってみた人たち

不要なお誘いは基本的にお断りしていましたが、数名の方とは交流会以降に時間を作って実際に会ったりしてみました。
その中でも印象的だった人たちを少しだけ紹介します。

保険営業マン

「話が合いそうだったから友達になれたら嬉しい」とお茶に誘ってくれた年下の保険営業マン君。
IT系の相談先を探している知人がいるって話もあったので実際に会ってみました。

最初に「保険の営業は怪しまれることが多いから、自分からは営業しません」と断言してくれて、何度か会ったのだけど営業されることはなく、ただカフェ行ったりお酒を飲みに行ったりするくらいの仲になってました。

しかし回数を重ねるうちに、仕事の話が多くなり「今度、ある企業に保険の説明をすることになったから一度説明を聞いてフィードバックをもらえないか」と相談されました。

話を聞くだけならと承諾したところ、なぜか彼の職場にお呼ばれして実際にマンツーマンで説明を受けることに。そしたらこっちの年収とか根掘り葉掘り聞いてきて終いには提案までされちゃってね。
素直にウザイな〜とは思いつつ大人な対応でスルーしてたんですが、最後にもっと練習したから家族を紹介してくれとかぬかしやがってね、はっきりと絶対に嫌とだけ伝えて会うこともなくなりました。

元気にしてるかな〜。

バー経営者

趣味の話で意気投合したバー経営の人。ちなみに趣味はホラー映画鑑賞。
交流会後に場所を変えて話したり本当に気が合って楽しかったので、後日その人がやってるお店で一緒に呑むこのになりました。

こじんまりとしたお店だったけど雰囲気は良くて、自分の他にもう1人お客さんが来て3人でダラダラと会話をしながら楽しい時間だったのだけど、交流会の話題になった時に彼が一言。

「交流会で知り合った人が1人でもお店に来てくれたら参加費ペイできるから、たまに暇つぶしで行ってる」とな。

おいおい誰がカモやねん。酔いもサーッと引いたので帰りました。
多分悪意はなかったと思う、でも冷めた。値段も安かった。ただ私が考えすぎてただけなのかもしれません。

麻雀強打マン

交流会で知り合った人が紹介してくれた同業の人。情報交換って名目で一度お会いさせてもらいました。

しかし同業ではあったのですが、畑違いであんまり盛り上がらず。必死に話題を探していたところ麻雀好きという共通の話題から実際に雀荘で打つことになりました。

ちょうどご友達が近くにいるということで合流して3人で打ってたのだけど…この人、恐ろしくツモった時に牌を卓に叩きつける音が大きい。

バチコーーーーーーン。

ファミレスで配膳用のトレイを落とした時くらいビックリする音を鳴らすわけ。

流石にマナー悪いでしょ…と思いながらも楽しそうだったので様子見てたら、普通にスタッフさんに注意されて謝ってました。

そしてそのあと、15分後くらいでしょうか。

バチコーーーーーーン。っと。

よほど楽しかったのでしょうか、ついさっきの注意も忘れ、嬉しそうに強打する彼。
結果は忘れましたが、苦笑いしかできませんでした。

異業種交流会での営業は難しい

私は主にホームページとかシステムを作る仕事の営業を目的に参加したのですが、異業種交流会は営業のフィールドとして向いてないと感じました。

理由としては

・そもそも求めてる人がいない
→商材として求めてる人の割合が少ないので短期的な成果が期待できない
 
・商材の価格が高い
→仮に求める人がいても高価格な商材なので相談するのにリスクを感じられる(低価格な商材ならお試しに、とアプローチできるけど、それができない)

大きくはこの2つ。

その上で異業種交流会での繋がりに期待するのは、今後必要になった時に相談をもらうことなわけです。

そして、そのために必要なのは信頼。
必要になった時に相談先として自分を見てもらえるように関係を構築していくのが異業種交流会での営業には必要だと感じました。

ただこれが非常に手間で、交流会が終わった後も忘れられないように定期的に連絡とったりしないとダメで何せ根気が必要です。私みたいな内向的な人間にはあまりにハードルが高すぎる…無理だ!

しかし逆を言えば、誰でも顧客になり得る保険だったり飲食系であれば向いていて、低単価ならお試しとして営業もしやすいのだと感じました。
異業種と言いながら職業に偏りがあるのも、多分この辺りの理由なのでしょう。

あくまでも個人の感想ですが、高単価な商材で営業したいなら関係を切らさないための自発的な努力ができる人しか行かない方が良いと思います。時間が無駄になる。
覚悟して臨むがよろしい!

これが今回の教訓なのでした。

さいごに

改めて振り返ってみて、仕事に限らずギブ&テイクの精神じゃないと幸せになれないな〜って思いました。
嫌々営業をしてみたら実は営業の才能があった件、みたいなラノベライクな展開はエンタメだけのお話で、今回の私は一方的にテイクを求めてました。そりゃ〜何も成果はでないよな、と。

ただ嫌なものは嫌ってことで、好きな人・出来る人が適材適所で活躍して欲しいと思いました。以上!